ワインの話

泡の出るワイン

数年前まで、何かのお祝い事か、クリスマス、大切な人と祝杯を挙げるのに泡の出るワインを買求めていましたが、現在は日常的に泡の出るワインは飲まれています。 シャンペン、シャンパンは、シャンパーニュから派生した造語だと考えられます。そもそもシャンパーニュ(6 気圧以上)とは、フランスのシャンパーニュ地方で、その製法に沿って造られたものが、その名を名乗れるのです。フランス国内では、産地や製法、ガス圧によって呼び名が変わってきます。ペティヤン(2気圧程度)、クレマン(3 ~ 3.5 気圧程度)、ヴァン・ム スー(5 ~ 6 気圧程度)。 また、生産される国によっても呼名は様々で、ドイツはゼクト。スペインはカヴァ。イタリアはスプマンテ。今年の師走は、泡の出るワインを用途によって使い分け、ちょっとお洒落を演出しませんか。

<鬼田のオススメ>
ジョゼ・ミッシェル・ブリュット・トラディション
生産者:ジョゼ・ミッシェル/生産地:フランス、シャンパーニュ地方/黒ぶどうの割合が高く、しっかりとした味わいで、様々な料理との相性も良くコストパフォーマンスに優れています スパークリングワイン、シャンペン、シャンパン、シャンパーニュ……。どれも正解ですが、少し掘り下げて解説いたします。私たちは、泡の出るワインを称してスパークリングワインと呼んでいます。