ワインの話

アルザス地方のワインについて

ドイツとの国境に位置していて、戦争のたびにフランス領やドイツ領になった特殊な土地です。そのような歴史的背景から、アルザス人しか分らないアルザス語があり、現在でもさまざまな面で、とくに食と住いに関しては、ドイツ色が色濃く残っています。 また、アルザスはフランス国内でも美食の地として知られ、ミシュランの星付きレストランの数がいちばん多く存在します。この地の人たちは、ジビエなどの肉でも白ワインで食べる習慣があり、その代表がフォアグラ料理との相性で、実に妙味です。 さて、アルザスは生産される量のほとんどが白ワインで、赤ワインは 10%にも満たない量です。特徴はぶどう品種がそのままワイン名になったり、表示されていることが多く、ぶどうの個性を知ると分りやすく選び易く、日本人の味覚にとてもマッチするタイプのものが多くあります。ぜひお試しください